「学びの場が無い」を解決!介護資格の取得もオンラインで

新型コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、介護・福祉に従事する皆様の環境は一変したのではないでしょうか。

「感染症対策の徹底が必要」「家族との接触も難しくなった」などの声をよく耳にしますが、何より業界で問題となっているのが「介護資格を取得する機会を失った」ことでしょう。

介護・福祉業界には様々な資格が存在し、有資格者の在籍が義務付けられている施設(事業所)では常に人材育成が求められています。ところが、コロナ禍では不特定多数の人間が集う講習会は閉鎖し、資格を得たくても得られない。そうした状況が一時続いていました。

そこで、当アカデミーでは行動援護と実務者研修の2つの資格講座をオンラインでも受講できるように対応しました。お時間の都合をつけやすいように、日曜日を中心に開講しています。

もともとは現地受講しか認められていませんでしたが、冒頭にもお話した通り、近年ではコロナ禍の影響も相まって行政や厚生労働省からオンライン受講が認められるようになり、介護業界にもデジタルトランスフォーメーション(DX)の潮流が生まれてきました。

既に介護現場に従事している方には経験があるかと思いますが、コロナ禍ではご家族の方との直接的な接触を禁じられるケースもあり、『Zoom』などのオンラインミーティングツールを用いたコミュニケーションが行われていたこともありました。

とはいえ、「自身でうまく設定できるかわからない」といった悩みを抱えられるほか、これまでは現地受講が当たり前だっただけに「オンラインで大丈夫なの?」という疑問も感じるかもしれません。

当アカデミーでは、オンライン受講に不安のある方には初日に通学していただき、オンラインツールの導入サポートを徹底しています。これ以外にも、オンライン実施している2講座では、オンライン受講に長けた講師陣や最適化した資料を揃えることで、現地講座と比較しても遜色ない精度で講座を提供しています。もちろん、講座内容(カリキュラム)は行政や厚生労働省の認可を取得しています。

さらに、オンラインである特性を活かし、受講者一人ひとりの質疑に答えるマンツーマン体制の構築や、グループワークの際にも簡単にチーム分けが行える仕組みも構築しています。まさに、今の時代に沿った研修スタイルと言えるのではないでしょうか。

例えば、行動援護の資格取得に必要な講座『行動援護従業者養成研修』に関して、当アカデミーでは完全オンライン対応を実現しています。

行動援護の資格取得に必要な単元である「強度行動障がいを理解する」という分野での講座内容を一部ご紹介すると、まずは映像による講座を終えた後に、強度行動障がい者が持つ生きづらさや不便さを体感していただいています。

個人ワークやグループディスカッションでの受講中にわざと「異音を鳴らす」ことをしたり、「軍手をつけて折り紙を折る」といった行動制限を疑似体験することで、オンライン上であっても障がい者への支援方法や考え方について学んでいただく環境を用意しています。

技術指導が必要な実務者研修においては、最低限現地に通って学んでいただく必要がありますが、その他知識に関する講座(個別計画構築など)であればオンライン受講も可能となります。

「学びの場が無い」と諦めていた方には、是非とも一度、受講を検討いただけますと幸いです。