学院理念
- 自律
- 自律する力を育てる
- 人権
- 人権を尊重する
- 共生
- 地域と共生する
- 協働
- 構成員で創りあげる
当学院の目標
学院学則で学院の目的を以下のように定めています。
「さくら福祉アカデミーは、教育基本法及び学校教育法の定めるところに従い、豊かな人間性を涵養し、深く専門的学術を教授、研究することによって広く人類社会の福祉に献身し、特に奈良県の社会文化並びに奈良県の福祉の向上に貢献し得る人材を育成することを目的とする。」
代表あいさつ
少子高齢化に伴い、人手不足の業界で、AIやロボットが導入されたとしても、単なる介護技術だけでなく、”まごころ”をモットーに、人の心に寄り添うことで、信頼関係を築き、出会えてよかったと思える「人の縁」を大切に考える介護福祉の仕事。
介護は、人の生活面だけでなく、時として、人生そのものを支援させていただける、とても尊い仕事です。
介護業界においては、人(ヒト)なくしては成り立たないとの思いから、介護の現場で誇りを持って輝き活躍できる”人の育成”や“教育”を通じての社会貢献を目指し「さくら福祉アカデミー」を運営させていただいております。
みなさまの、さらなるご活躍のお手伝いさせていただけることに感謝いたします。
講師紹介
花岡 里香
介護福祉士
ケアマネジャー
高齢者や障害者の介護や福祉に関する知識、資格試験の受験対策を担当しています。
現在では20年以上の在宅介護の現場経験を活かし、学校運営と介護福祉人材の育成指導に携わっています。
大切にしているのは「知識、技術、心」の3つを育むことです。
まず、科学的根拠に基づいた「知識」を身につけること。安全安心な介護をするためには、知識は必ず求められます。介護福祉の歴史を知り、法律や制度の意義を知ることも、介護の現状を捉えるうえでは必要です。
また、介護職はあらゆる「技術」を用います。身体を使って活動をサポートすることや、利用者の方とコミュニケーションすることは、介護現場に欠かせない技術といえます。他にも、介護現場で必要な書類作成業務も必要な技術の一つ。このように実用的な事柄についてもわかりやすく丁寧に伝えていきます。
最後に「心」は寄り添った介護サービスを提供するのに欠かせない要素です。国家資格の取得をサポートしていますが、単なる資格取得に終わらせたくはありません。
介護職に従事する人を増やすことを命題としていますので、そのためにも、講座の中では在宅介護がどのように利用者の方の生活を支えているのか、その業務の意義についても伝えていきます。
心の通ったサービスが提供できる介護福祉人材を、この学校から多く輩出していきたいです。
男性:T
介護福祉士
自衛隊勤務と介護職経験20年以上。特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、在宅訪問介護などにも携わってきました。高齢者や障害者・障害児童を支援した経験が豊富です。
特に介護技術を要する現場での経験を基に人材育成と共に生きた介護技術を教えています。
介護業務の中で特に技術を要する重度障害の方、麻痺や拘縮のある方や寝たきりの方の介護をする時、利用者が不安を感じやすかったり、介護者への体の負担が大きかったりする点が課題ですが、実務者研修の中で、利用者も介護者も負担なく行える、安心安全安楽な介護技術を指導しています。
外国人向けに介護技術指導の経験もあり、コミュニケーション技術の大切さも含め、豊富な指導経験を生かし、現在も介護現場で働きながら、職場での人材教育や介護職員の技術指導を楽しく行う講師です。
女性:Y
看護師
病院で勤務する現役の看護師。講座では、介護現場における医療的ケアを指導します。医療的ケアとは、喀痰吸引、流動食の注入方法や心肺蘇生法等、実務者研修で必要となる指導が中心です。
講師の強みは、介護福祉士と看護師、両面の知識と経験があることです。以前は介護福祉士として働いていましたが、医療的な知識への探究心から、看護師の資格を取得。医療現場では急性期病棟も経験するなど、看護師としての経験を積み、医療福祉の現場に生かしています。介護経験から介護職の大変さなどにも理解があり、仕事のやりがいや魅力についても知っている講師です。
看護師としての専門的な知識も、介護士の立場に立って伝えてくれるため、わかりやすく理解がしやすいです。また、看護の知識を要領よく、ポイントを抑えて教えてくれるため、学んだ技術はすぐにでも介護現場に活かせるでしょう。医療介護分野の研鑽に余念のない講師からは、多角的な視点で知識を得られるはずです。
女性:T
看護師
看護師として小児科、内科、外科などさまざまな診療科を経験しています。病院勤務だけでなく介護施設での勤務経験もあり、介護現場についても詳しい看護師です。
講座では、実務者研修で必要となる医療的ケア、喀痰吸引や経管栄養などを丁寧に指導しています。看護師としての立場から指導するため、ときには医療的な予備知識に触れることも。介護士として働くだけでは知り得ない医療現場の知識や、看護師の知識なども踏まえて、専門的な知識も共有してくれます。
仕事に対して真面目な性格で、医療的ケアの指導も懇切丁寧に、きめ細やかに指導してくれます。介護と医療の連携が重視される昨今、看護師として働く姿勢は、同じ福祉の現場で働く人にとっても学ぶことが多いかもしれません。
男性:I
行動援護・介護士
障害福祉一本!20年の経験を生かし、行動援護・同行援護について指導しています。 特に強度行動障害の方と関わった経験が豊富で、事例をもとに、説得力のある実用的な支援方法を指導できる講師です。講師は指導歴も長く、行動援護について初めて学ぶ方も分かりやすく指導してくれます。
知的障がい者や精神障がい者への行動援護サービスの中でどう対応すればいいのか悩んでいる方に、当事者の立場や状況を理解する体験を通し、適切な対応方法を試行錯誤できるよう、個性あふれる話上手な講師が指導の元、楽しく学べるでしょう。
受講生に困ったことや悩み事などがあれば、授業後などでも相談に乗ってくれる頼もしい面もあります。授業の中での分からない点や実務を通しての悩みなど、ぜひ、相談してみてください。
女性:O
行動援護・看護師
行動援護について、看護師の立場も踏まえながら教えてくれる講師です。看護専門学校での教員経験があり、若い世代の生徒たちを多く指導してきました。そのため、初学者の方でも取り組みやすいよう、難しい専門知識もわかりやすく教えてくれます。
病院勤務経験も10年ほどあり、看護師としてもベテランです。病棟看護だけでなく医療訪問看護経験もあるため、訪問介護の知識についてもアドバイスできます。医療看護分野について、幅広く指導できる講師です。
行動援護の講座の中では、医療的な視点も踏まえて利用者さんとの関わり方を指導します。看護師経験から薬の知識なども持っているので、受講生にとっては、医療面の知識も一緒に深めていくことができるでしょう。
講座案内
行動援護従業者
養成研修
知的障害または精神障害により行動上著しい困難がある障害者で、常時介護が必要な方の特性の理解や評価、支援計画シート等の作成、居宅内や外出時における危険を伴う行動を予防、又は回避するために必要な援護等に関する知識と技術を習得することを目的として行われる奈良県指定の養成講座です。
同行援護従業者
養成研修
同行援護従業者養成研修は視覚障がい者の外出に伴う移動時の支援を学ぶ専門職向けの資格です。
主な仕事内容は、視覚情報の補助(代筆や代読など)や、外出時の食事や排泄などの介助です。